秋のたまねぎで【ダイエット】【美肌】おいしく栄養を効果的にとる食べ方

女性にうれしい栄養素豊富な玉ねぎ。血液をサラサラにしてくれるアリシンは動脈硬化・高血圧予防にくわえ美肌効果にも期待できます。腸内環境を整える効果が期待できるオリゴ糖はバナナ8本分も入っています。便秘や肌荒れもサポートてくれます。

  • 2020年9月9日 日本テレビ[バゲット]
  • 中沢 るみさん 管理栄養士・野菜ソムリエ
  • 石原 新菜医師 イシハラクリニック







玉ねぎの旬は?

年に旬が2回あるんです。
旬① みずみずしい新玉ねぎが出荷される春。
旬② 日本一の出荷量を誇る北海道の玉ねぎが出回る9月。







玉ねぎの主な栄養素

アリシン ケルセチン オリゴ糖
血流を改善
美肌効果・高血圧予防・動脈硬化予防
秋玉ねぎは春玉ねぎの2倍 善玉菌のエサとなって腸を整える➡便秘・肌荒れを改善ダイエットに期待
疲労回復に期待 ポリフェノールがあり抗酸化作用で肌や細胞の老化・動脈硬化の予防に期待 玉ねぎ1個でバナナ8本分相当










アリシン

アリシンは水に溶けやすい性質を持っています。辛みをとるために水にさらすとアリシンは水に溶けだしてしまいます。一方で常温で15分~30分ほど放置するだけで化学反応がおきてアリシンが増える性質があります。

繊維に対して直角に切ることで化学反応がおきアリシンも増えやすくなります。

常温で放置するだけでも辛みは落ち着くのでアリシンをとるのであれば常温に置くほうが良いです。

アリシンは熱に弱いためサラダなど生で食べるのがおすすめ







オリゴ糖

玉ねぎのオリゴ糖はヨーグルトの乳酸菌のエサになります。オリゴ糖が乳酸菌の増加を助ける事でより腸内環境が改善されやすくなります。

ヨーグルトの乳酸菌が玉ねぎのオリゴ糖を分解することで脂肪の燃焼を促す❝やせ酸❞が増えダイエットにも繋がります。


腸内環境改善におすすめのたまねぎヨーグルト

作り方
薄切りたまねぎ1/2個にヨーグルト200gを入れて塩 小さじ1/2入れるだけ。冷蔵庫で一晩寝かせると玉ねぎしんなりして食べやすいです。

そのまま食べてもサラダのドレッシングにしても美味しいです。カレーライスにもおすすめです。







ケルシチン

夏の太陽をいっぱい浴びて育った秋の玉ねぎには春玉ねぎに比べ注目の栄養素ケルセチンが約2倍もあります。

ケルシチンが多く含まれているのは皮の色が濃い玉ねぎです。太陽の紫外線から玉ねぎの身を守るために皮と皮に近い部分にケルセチンは多く含まれています。そこで皮ごと食べられるメニューを。

皮ごと丸ごとオニオンスープ

材料

玉ねぎ       2個
ベーコン      100g
コンソメスープの素 1個
水         3カップ

作り方

  1. 皮つきの玉ねぎを良く洗う
  2. 皮ごと横に半分に切る
  3. 鍋に材料を入れ沸騰させる
  4. 沸騰したらフタをして弱火で50分 煮れば出来上がり

玉ねぎの皮ふりかけ

材料

玉ねぎの皮   2個分
削り節     1パック
ちりめんじゃこ 大さじ2
ゆかり     大さじ1/2
乾燥わかめ   大さじ1
白ごま     5g

作り方

  1. キレイに洗って乾燥させた玉ねぎの皮をミキサーで粉末に
  2. 残りの材料を混ぜれば出来上がり。

皮を食べる事に抵抗がある方は茶色い皮をむいた玉ねぎを窓際に置き1週間、太陽の光をあてます。そうする事で玉ねぎに含まれるケルセチンが通常の4倍に増えます。

  

皮ごと丸ごとオニオンスープは簡単で美味しそうなので作ってみたいです。

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