2020年7月15日 日本テレビ系[バゲット]で放送された内容をまとめてみました。
今や専門の本が何冊も出版されるほど注目されているのが食用オイル。
中でも人気を集めているのがえごま油とアマニ油。
とくにアマニ油はここ5年で売り上げ5倍以上アップしているんです。
昔は魚食が多かったためオメガ3脂肪酸の摂取量も十分でしたが
近年の欧米化で摂取量が減少しています。
これが肌荒れ・アレルギー・血液疾患・うつ病など様々なからだのトラブルを
ひきおこす原因にもなっています。
その不足しがちなオメガ3脂肪酸を補うのは簡単。
えごま油やアマニ油を1日スプーン1杯取るだけ。
しかし使い方次第で効果がムダにしてしまう可能性があります!!
健康や美容効果が期待できるえごま油 ・アマニ油の使用
徳島大学 油博士 佐田 政隆教授によると、
「以前はオイルといえば健康やダイエットの敵と嫌厭されがちだったが
実は健康や美容にはバランスのよい油の摂取が重要」
| 油は健康やダイエットの敵 |
| ↓ |
| 健康や美容には、バランスのよい油の摂取が重要 |
オイルにはどうのような種類があるのか
| バター | オリーブオイル | サラダ油 | えごま油 |
| ココナッツオイル | なたね油 | コーン油 | アマニ油 |
| ラード | 米油 | ごま油 | 魚油 |
| オメガ9脂肪酸 | オメガ6脂肪酸 | オメガ3脂肪酸 | |
| 飽和脂肪酸 | 不飽和脂肪酸 | ||
| 常温で個体になる | 常温で液体になる | ||
以下4つの油はすべて同じカロリー(100gあたり921kcal)なんです。
- サラダ油
- オリーブオイル
- ごま油
- アマニ油
オイルの摂取バランス
不飽和脂肪酸は、オメガ9脂肪酸・オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸の
3つに分類されます。
中でも、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は体内でつくることができないため、
食事で摂取しないといけません。
そのことからオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は、必須脂肪酸 と
呼ばれています。
| オイルの摂取バランスの理想 | 現在は10:1まで悪化している人も!! | ||
| オメガ6脂肪酸 | 対 | オメガ3脂肪酸 | |
| 2 | : | 1 | |
最近の日本人の食生活は欧米化して魚をあまり食べなくなったと
言われています。
徳島大学 油博士 佐田教授によりますとオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の摂取
バランスが悪くなるとからだに様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
- 肌の生まれ変わりを司る細胞の機能が弱まることで肌荒れの原因。
- 皮膚や粘膜の炎症を起こす原因物質を生成しアレルギーの原因。
- さらに摂取バランスの悪化は血液にも影響し血液を固まりやすくするため高血圧・動脈硬化・心臓病の原因になる可能性もあります。
そして
オメガ3脂肪酸を摂取するために人気なのがえごま油とアマニ油
オイルの摂取のしかた
えごま油またはアマニ油をスプーン1杯取るだけで1日に必要なオメガ脂肪酸
摂取できます。
オメガ3脂肪酸
スプーン1杯 = アジ3匹
味にクセがなく食べやすいので味噌汁・納豆・冷ややっこ・アイスクリームなどどんな料理にかけてもおいしく食べられます。
また野菜に多く含まれるビタミンは油と一緒にとることで吸収力が高まる
性質を持っているので、サラダにそのままかけたりお酢やしょうゆと混ぜて
ドレッシングにして一緒に食べるのもおすすめです。
えごま油・アマニ油 使用上の注意
- 摂りすぎに注意
- 冷暗所に保存して1~2ヶ月で使いきる
- 長時間の加熱調理はNG
熱と光に弱く酸化しやすい性質があります。
酸化した油を使うと血管に炎症を起こしたり肝臓に負担をかける原因にも
なるため、空気に触れても酸化が進むので開封したら1~2ヶ月で使いきった
ほうが良いです。
オイルを効率よく摂取するには
オメガ3脂肪酸を効率よく摂取したいのならば商品のパッケージに
書いてある含有量の標示を参考にしてみてください。
| Omega3a(アルファ)リノレン酸 | 60g | どちらかの含有量が100グラム中60グラム以上ならスプーン1杯で1日分のオメガ3脂肪酸を摂取できます。 |
| -n-3系脂肪酸 | 60g |
まとめ
・オメガ3脂肪酸が不足すると健康や美容に悪影響の可能性。
・えごま油またはアマニ油は1日スプーン1杯で不足を補える。
・光や熱に弱いので調理・保存に注意。