日焼け止めとクレンジングについて知ってるようで知らない美肌につながるポイントを肌がとってもキレイな石井さんが教えてくれました。
- 2020年8月17日 [スッキリ]
- 石井美保さん ビューティサロンを経営し自信の新規予約は2年待ち。美容業界で今引っ張りだこの美容家
日焼け止め問題
肌の老化の1番の原因は紫外線です。なので日焼け止め対策をちゃんとしているかしていないかで大幅に肌の老化具合が変わってしまうので特に今の夏に見直してもらいたいです。
日焼け止め対策Point
紫外線はシワ・たるみの原因になるので1年中、日焼け止めを塗ること。UV効果入りコスメでも◎。
顔に日焼け止めを塗る必要がある時期は?
1年中です。暑くなってから日焼け止めを塗る方が多いですが紫外線が1番強く降り注ぐ時期は4月くらいからピークになりそこから夏はずっとつけていて冬も寒くなりますが紫外線は夏の50%位は降り注いでいます。なので1年中つけていた方が良いです。
日焼け止め(顔)の正しい塗り方は?
手のひらで日焼け止めをなじませたら、顔の中心からスタンプを押すようにのせていきます。スタンプのように押しながら厚塗りをしていくと日焼け止めの効果を得られます。伸ばして塗ると肌への負担が大きくなるので決して伸ばして塗らないように。特に焼けやすい頬やおでこには重ねて塗ります。また外出しない日も塗った方が良いです。保湿力の高いみずみずしいタイプの日焼け止めの方がムラにならずに塗りやすいです。
日焼け止めの塗り方Point
スタンプを押すように。頬とおでこは重ねる。ベタつきが気になったらパフで押さえる。
家の中でも日焼け止めは必要か?
家の中でも窓ガラスを通して紫外線が入ってきています。窓から2mの範囲は紫外線がしっかり入ってきているのでそこの中にいる場合は日焼けしてしまいます。黒くはならないとしても入ってきた紫外線でシワ・たるみの原因になるので窓ぎわにいる時は日焼け止めを塗った方が良いです。
日焼け止めPoint
外出しない日も塗ること。窓から2以内は要注意。SPF効果入りスキンケアを使用するのもおすすめです。
日焼け止めの量
小さいさくらんぼくらいのサイズくらい。手のひらに広げたとき白い膜が1層できるくらいが適量。日焼け止めの量は少ないとまったく効果がありません。
クレンジング問題
ファンデーションに合ったクレンジングを選ぶのがとても大事です。目元は目元用の専用のリムーバーを使う方が良いです。
クレンジングの使い分け
通常メイク・日焼け止めだけ➡肌に負担の少ないクレンジング(ミルクなど)
カバー力の高いメイク(ウォータープルーフなど)➡洗浄力の強いクレンジング(オイルなど)
クレンジングPoint
アイテム選びと洗い方が大事。夏は特に紫外線を浴びて角層が厚くなるため重要。
クレンジングで落としていく順番は?
皮脂腺が多い鼻そしておでこから毛穴が開いていたりとか毛穴が詰まりやすくて皮脂腺も多いあご、広い面積の頬、目の周りといった順番が良いです。
①鼻➡②おでこ➡③あご➡④頬➡⑤目の周り
皮脂腺が多いところから意識して落とす。
クレンジング剤がのっている時間が長いほど乾燥させてしまったり油分を奪うので油分が高いところから落としていき乾燥しやすいところは後にした方が良いです。
オイルクレンジングでメイクを正しく落とす方法は?
たっぷりのクレンジングをメイクになじませて乳化させてそこに少量の水をなじませて落としやすくなった状態にし、洗い流す。マッサージはNG。
オイルクレンジングに限らずクレンジング剤は押し付けてこすり落とすことによってメイクを浮かせるわけではなくてクレンジング剤がなじんだら勝手にふわっと浮き上がります。浮き上がるまで全体になじませるだけ。美容成分のたっぷりのクレンジング剤とかでもマッサージは肌に負担がかかります。
クレンジング剤を肌にのせてる時が1番肌が弱い状態になるのでマッサージしてしまうと肌が痛むのでマッサージはしないように小鳥をさするようにただなじませて広げるだけです。
クレンジングPoint
マッサージはNG。たっぷりのクレンジングでこすらずすべらすようになじませていきます。
クレンジング剤の量は?
ミルク | 4プッシュ |
クリーム | 巨峰1粒 |
オイル | 4プッシュ |
たっぷりめで肌と手の間にクレンジング剤がいっぱいあってぬるぬるするかんじで優しく。肌にのせてる時間が1分以上になってしまうと肌を乾燥させてしまってバリア機能を壊してしまいます。つけてすすぎ落すまでで1分。丁寧だけども素早く。
クレンジングですすぐところまでで1分
ダブル洗顔が必要なものだったら洗顔プラス1分
クレンジングPoint
洗浄成分の高いクレンジングは肌に長くのせると乾燥の原因に➡短時間で済ませること
紫外線、摩擦は肌への負担が大きいのだと感じました。そこを意識して少しでも美肌に近づきたいですね。